秋葉建設       
秋葉忠夫のひとりごと履歴
タースケ(担当者)のひとりごと

  桜花爛漫の季節となりました。春は、出会いと別れの季節であり、卒業と入学また就職などさまざまな人生の新たなステージが始まる時です。この時期、私自身も少しセンチにちょっとフレッシュになれる季節です。
 私ことながら、息子が中学を卒業しました。「9年間皆勤賞」と賞状をいただいてきました。我が家では、特別なことではなく、娘二人も同様でしたしし、高校卒業時には「12年間皆勤」という賞状をいただいています。自慢話になって恐縮です。
 吉田兼好は「徒然草」のなかで、友達としてよくない人として、「健康な人」をあげています。病気や具合の悪い人への思いやりがなくなるという理由です。子供たちに限らず、私と家内も病気で寝込んだという記憶がありません。健康であることに改めて感謝し、思いやりを忘れないように気をつけていと思います。
 皆様にこれまでの変わらない幸福に新しい幸福が加わりますようご祈念申し上げます。
何よりも皆様のご健康をお祈り申し上げます。         (平成20年4月1日)

新年あけましておめでとうございます。このお正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?幸いにも天候に恵まれ、元旦から抜けるような青い空を見ることができました。また夕陽の美しさも格別に目に染み入りました。今年の正月休みも駅伝を見て、外に出ては骨身をさらけ出した樹木や山々の冬景色楽しむ、そんな日々でした。
 新年を迎えるたび、新たな気持ちで今年の目標を掲げるのですが、いざ日常の業務が始まれば現実のなかに埋没して、またしても三日坊主に終わってしまいます。ですから今年の目標は「三日坊主を12回」としたいと思います。
 本年の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。健康で豊かな毎日になりますように。(平成20年1月7日)

はや師走がやってきました。車の流れも人の行きかう様子も心なしかあわただしくなってきたように思います。里山には枯葉が舞い、黄金色した銀杏の葉がパラパラと舞い目を楽しませてくれます。これからの時期はスポーツでもとりわけマラソンや駅伝といった長距離競技が楽しみな季節です。去る第一日曜日は「東総駅伝」という当地で62年の歴史をもつ大会の係員を務めました。選手送迎を行うバスの添乗員です。各中継所に中学生の選手を送り届け、最後の中継所に待機して、競技を観戦しました。このレースはアップダウンの激しいコースで選手にとっては力配分が厳しいはずです。先導車がやって来るとチームのゼッケン番号がコールされます。「○○番」というコールが聞こえると選手はガウンを脱いでリレーゾーンに入っていきます。予想通りに順天堂大学の2チームがリレー。コールを待つ選手たちにピーンと緊張が走ります。緊張は見物している私たちにもひしひしと伝わってきます。高校生チームが続き地元のチームが次々にリレーしていきます。走り終わった選手の流れる汗と激しい息づかい、中継所はすごい迫力に満ちています。思い出せば、数年前までよく恥ずかしくもなくこのレースに参加していたものだ、と妙に感心してしまいます。
皆さんのタスキが明るい明日へとつながっていきますようお祈りします。今年もお世話になりありがとうございました。(平成1912月)


待ち望んでいた紅葉の美しい秋がやって来ました。皆様お元気にお過ごしのことと思います。
 ここ我が家ではもう人の住むところと自然界との境目がなくなったのか、ある夜のこと、窓の外を”トットットット”という感じで何かが歩いていました。それは猫ではなく・・・タヌキでした。とてものんびりした動作はなかなか愛らしいものです。まっすぐで針のような毛並みが特徴です。夜行性のためかわいそうなことですが、車に撥ねられるタヌキが多くて、いたるところでも目撃するようになりました。そのタヌキ一昨年(?)の暮れには秋葉原に現れて、川の脇にある万世橋警察署の警官が捕捉したとのこと。川づたいに都会にやってくるオタクなタヌキもいるようです。私もその類ですが、ヨドバシが進出してから人の流れがこのマンモス店舗の周辺に集中したように感じます。ちいさな専門店にがんばって欲しいですね。
 さて、「岬の家」が11月20日発売の「新しい住まいの設計1月号」で紹介されることになりました。結設計さんの設計による海の見える家が撮影され暮らしぶりがどのように紹介されるのか楽しみです。
 今回は加良部の家の仕上げ編をご覧いただきたいと思います。11月23日からの三日間、施主様にお許しをいただいて、現場内覧会を開催することになりました。無垢の木と漆喰がつくり出す伝統的な雰囲気のなかに、明るくデザインされた現代的なデザインが随所に取り入れられています。是非、ご覧いただきたいと思います。設計した高松俊秀さんと「真の日本の住まい」というコンペに参加します。忙しくこの秋を駆け抜けていきたいと思います。 (平成1910月) 

 この夏はこれまで体験したことのない猛暑になりました。一番暑かったのがお盆休みだったために私たち工事に携わるものにとって、いくらか救われた気持ちでした。皆様は健康でお過ごしでしょうか?

 さて、わたしの好きな建築雑誌に「チルチン人」という隔月間のものがあります。この雑誌の表紙には「住まいは、生き方・地球生活マガジン」とあります。この中に「地域工務店の会」という組織があります。その工務店がつくる「チルチン人仕様の家」という住まいがあります。それは、@55種類の化学物質を測定していることA住む人と職人の健康を害さない建材を用いていることB廃棄の際に地球環境に極力負荷をかけないこと C木材はすべて国産材を使っていること。という条件を満たした家のことです。 私たちの家づくりに一番近く参考になる雑誌です。できれば早くこの中に加わりたいと考えています。家づくりは、自然素材をつかっているというだけではなく、環境負荷の少ない建材を使う方向に加速しています。それが、環境破壊や地球温暖化を少しでも食い止めることにつながると思います。
 長持ちする丈夫な家をつくること、可能な限り大地に還る材を使用すること。持続可能な循環型の環境を目指したいと思います。    (平成19年8月) 

 世界で一番古い会社は「金剛組」という会社だそうです。聖徳太子が当時、朝鮮半島にあった3国のうち、友好関係にあった「百済」という国から招いた二組の宮大工のうち金剛重光という人が祖先で、その組が大阪の四天王寺を建築しました。もう一組は法隆寺を建てたそうです。以来、紆余曲折しながらも千四百年も続いています。一時は鉄筋コンクリート造の寺社建築に参入して失敗してピンチがあったそうですが、いまでも百人の宮大工を抱え本業である木造社寺建築を生業としています。
 100年以上続いている事業所を老舗というそうですが、私も数えてみました。弊社の記録では大正元年創業ですから、恥ずかしながら今年97年目を迎えていることに気がつきました。もう少しで老舗の仲間入りができるのか!というのもつかの間の喜びで、実際にはふらふらとやっとのことで存続しているだけでこれといって自慢できるようなものはありません。私自身近頃は、世代を越えて事業を継続していくさまざまな課題を感じています。私共のような小さな工務店にとっては実際にお会いしてお話するお付き合いがとても大切だと考えています。先代がお世話になったお客様との関係を大切にしているだろうか。はなはだ心もとない気がします。
 さて、このニュースレターの作成も二月に一回となり、お客様にお送りする回数も減っています。建築のことばかりで乏しい内容ですが、定期的に作成していきますのでどうかご覧いただければ幸いです。
 これから夏本番を迎えます。皆様のご健康をお祈り申し上げます。 (平成19年7月) 
戸建住宅にはおおまかに分類すると3つのタイプが存在するそうです。一つ目は「作品住宅」と呼ばれるもの。このタイプの住宅はデザイナーのこだわりを最大限に重視して「一品料理」として作り上げられます。二つ目は、「商品住宅」と呼んでいます。この住宅では、様々な要素を「商品」と言えるレベルにまで完成度を高めていきます。要素とは、コンセプト、住まい方の提案、外観デザイン、インテリアの提案といったソフト面、工法、構造、気密性能、断熱性能などのハード面、品質保証、アフターサービス、メンテナンスなどのサービス面、価格です。セールスポイントが明確になっています。ほとんどのハウスメーカーの住宅はこれに属しているといえるでしょう。三つ目が「ローコスト住宅」です。この市場の要素は何をおいても価格です。競合する会社との差別化も必要なのでさまざまな形で自社の優位性を表現しています。
 この3グループに大別してみると、市場の好・不況にかかわらず、またマーケットの規模の比率に多少の違いはあっても、どの地方でも常に存在しているのがわかります。(以上参考・三上克俊さんの著書より)
 弊社が日頃つくっているのは紛れもなく作品住宅(呼び方はともかく)ということになります。お客様が目にする機会が少ないだけに、少しでも多くの機会をつくってできるだけ多くの皆さんに見ていただこうと考えています。また、一戸一戸の住まいの質を高め末長くすんでいただくことを基本的な考え方としていきたいと思っています。作品住宅というのは「高級な住宅」という捉え方ではなく、素材と技術に重点を置いた、手作りの住宅だと考えていただきたいと思います。是非、見学にお出かけください。(平成19年4月)

今冬は昨年に比べてずいぶん暖かいように感じます。毎日霜柱を踏んでいた昨年と違い我が家ではまだ一度も氷を見ていません。皆様お元気にお過ごしのことと思います。
 当社事務所ではこの冬も薪ストーブが大活躍しています。薪は国産の柔らかい木材ばかりなので、あっという間に燃え尽きてしまいます。次々に投げ込まなくては消えてしまいます。
 私が子供時代、世界は夢に溢れていました。21世紀になれば人類は単純な労働から解放され、ロボットが雑用をこなして、みなが豊かな時間を享受できうるものと考えていました。。アポロ11号が月に着陸してアームストロング船長が偉大な一歩を踏み出した頃のことです。固唾を呑んでみた、その光景が忘れられません。「2001年宇宙の旅」(スタンリー・キューブリック監督1968年製作)という映画がありました。21世紀になれば宇宙旅行が可能になるという期待も抱いていました。そのはずが・・・。21世紀もはや6年が過ぎ、あの子供の目に映った未来とはずいぶんかけ離れたいまを迎えているように思います。
 年があけからも次々に起こるいじめ自殺や猟奇殺人をどう考えたらいいんでしょうか。病んでいる人間、病んでいる環境。あれは、夢物語だったのでしょうか・・・。何かもっと人が幸せになれる方法があってもいいのではないか。と思いながら、薪ストーブのそばで残務の傍ら、自作のスピーカーで好きな音楽を聴く日曜日でした。
 この一年、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。       (平成17年1月)

皆様、あけましておめでとうございます。お正月もあっという間に過ぎていきました。年末にはウキウキしながら正月には「○○をやろう△△をしたい」と考えていても、いざお正月を迎えてみればいつもの年と同じようにあわただしく時間が過ぎて、何も実現できないままになってしまうのです。
 毎年元旦にお参りするのは地元の天神社、そこには400年を越える杉の大木が数本立っています。地元の人以外訪れることのないところなので静寂に包まれていてキリリと厳かな気持ちにさせる場所です。今年は訳があって午前4時にお参りしました。電灯もなく真っ暗な山中なので懐中電灯片手に行ってきました。暗い時間に参拝したのは人生初めてのことです。
 2日には箱根駅伝をTVで見るのが恒例で、これを見ないと新年を迎えた気持ちになれなせん。あれもこれもは望めないのですが、それでもとうとう完成させたものがあります。それは真空管アンプ。キットになっている小さなアンプです。すでに組み立ては完了していたものの「ビビビビー」というノイズがでて投げ出しそうになっていたものです。再び挑みましたがノイズは消えずガックリしました。原因がわからないけど配線の接触不良を点検して再び接続。細かい部品をチェックしながらハンダづけしていくのは緊張します。3たびならしてみると、とうとう!!感動的な音楽が聞こえてきました。これで真空管を使ったCDプレーヤーに加え真空管アンプが完成、以前に作ったバックロードホーン(スピーカー)をつないで聞いた音楽はジェネシスとキングクリムゾン。その豊かで太いサウンドに感動しました。真空管がオレンジ色に光って音が出た、それだけで涙が出るほど嬉しかった。やっぱりこのアンプではアナログレコードを楽しみたいと思っています。
 というわけで、私、秋葉の正月はとってもオタクな楽しみでした。それもつかの間の楽しみでした。この年始休みは家族とオタクな趣味と仕事、その3つをバランスよく過ごせたと思います。
 皆さんも楽しいお正月をお過ごしになったことと思います。また、日常的な日々が繰り返されます。今年は少しだけ日常の習慣を変えたいと思っています。どうか今年もよろしくお願いします。
       (平成19年1月4日)
秋はあっけなく過ぎ去り、紅葉の季節が名残惜しい気持ちです。秋のある日の出来事をお伝えしたいと思います。わが息子が通う中学校の文化祭に出かけていきました。体育館では書道や絵画などの展示があり、ステージでは学級対抗のコーラスは披露されています。会場は前半分が着席部分、その後ろは立ち見となっています。その後方に展示物が並んでいるという構成でした。立ち見で子供たちが緊張しながら歌う様子をじっと聴いていました。やや後方から話し声がしたので気になって後ろを振り返ってみると、あるおかあさん二人が休むまもなくおしゃべりをしていました。合唱を見ながら、話しているのです。しばらくして、私はいたたまれなくなり後ろを向いておしゃべりしている二人に「シー」と静かにするよう合図しました。二人は驚いたような表情でそこを立ち去りました。
 それを見ていた友人が言うには、「注意してもむだ、憎まれるだけ」だという。「しかし、やはりあの場でしてはいけないことはわかるはずだ。」と言うと「あの人たちは反省もない、直らない」という。その後、その二人は会場のなかで場所を変えて相変わらずおっしゃべりをしていたのです。「だいたい、俺たちだって行儀がいいほうじゃない。」といわれ、それもそうだなと妙に納得した。が、それではおさまらない。先生方やPTAの役員は戦っているのだと思う。少なくともある親しい友人(ある学校のPTA会長)から”自分勝手な人たちを諌めたと聞いた。良識ある人はこれを避けてはならないのだ。権利だけ主張して、義務を果たそうとしない人たちを!自分だけ蚊帳の外にいてあれこれ評論する人たちを!
 秋は感傷の季節ですが、音楽を観賞するために腹が立って人に干渉したくなる季節です。(平成18年12月)
 
 その敷地は大規模な住宅街のはずれにあり、南に見渡す限り林が広がっていて豊かな自然に恵まれています。ある初秋の午後、その日は工事の打ち合わせ日でした。ちょっと早めに着いた私とSさんは林のほうを見ながら向いて雑談をいていました。すると、カサカサという音がして藪のなかから飛び出してきたのは野ウサギです。思わずSさんは「かわいいなあ。」笑顔も束の間、そこから左側3メートルくらいはなれたところから、青大将が現れました。長さ2メートルはありそうです。音も無く少しずつ野ウサギに近づき、約1メートルの距離になったときにサッと飛ぶような早さで野ウサギに飛びかかりました。野ウサギはみるみるうちにグルグル巻きにされ、ヘビは締め付けはじめました。野ウサギから「キーッ」と苦しそうな声が聞こえました。私は意を決して、近くにあった棒を拾って巻きついたヘビの外側を叩きつけました。するとゆるゆると、ほどけてきてウサギは解放されました。私はさらにヘビを叩き、ヘビは時に後ろ側を向いて私を威嚇するそぶりを見せたのでさらに攻撃しましたが、ある大工さんが「青大将は殺さないほうがいい。」というのでやめました。青大将は獲物を逃し残念そうに、藪の中に消えていきました。
Sさんはすぐ野ウサギを拾い上げました。前足に噛み付かれた跡があって一部骨が見えていました。

そこへたくさんの飲み物を抱えて、Sさんのお母さんが到着しました。いつも元気で笑いをふりまいてくれます。お蔭でいつも楽しい打ち合わせになります。打ち合わせのあとSさんは野ウサギを連れて帰りました。

私は命の恩人ということになり、野ウサギは犬のように大きくなり、いまでもSさんの妹さんに飼われています。

家を建てている間には様々な出来事があります。ひとつひとつの住まいにはたくさんの思いが込められています。ご紹介したエピソードも家づくりの大切なひとこまに違いありません
(平成18年10月)

長かった梅雨のあと、まだ残暑が続いています。皆様お元気にお過ごしでしょうか。この夏、九州や山陰、長野などを襲った集中豪雨の被害には目を覆うばかりでした。
 この春から初夏にかけて、新築後10年・20年あるいは30年とそれぞれ年月を重ねた住宅を拝見させていただく機会がありました。そうするとたくさんのことがわかってきます。住まいはどのように経年変化していくのか。水廻りのどこの部材が傷みやすいのか。そして、住まいを長持ちさせるためにはどのように施工するのがよいのか、耐久性を待たせるための適切な材の選択の重要性、などなど勉強させていただきました。
 また、自然素材を使った住まいにリフォームする工事をご注文いただくことが多くなりました。建物の軸組みはそのまま生かして、快適な広い空間とするために構造を補強します。屋根と外壁については塗装や仕上げ直しで対応します。そして、内装は無垢の檜や杉を使い、壁には漆喰を塗るという、内装を天然素材に替えて、居住空間を快適なものにするという工事になります。床・壁・天井をほぼ解体してから新しい内装をつくっていきますからリフォームでも大規模なものと言えます。
 住まいを建て替えするのは勇気がいるものです。リフォームで快適な住まいに変身した実例をまたの機会にご紹介させていただきたいと思います。
 やっと、残暑もおさまって、色ずく秋になります。
(平成18年8月)
 
 竹取物語・かぐや姫のお語です。かぐや姫はすくすくと成長し美しい娘になりました。その噂を聞きつけた、大勢の男達が求婚にやってきました。かぐや姫は結婚から逃れるために男たちに、無理難題を要求します。石作皇子には「仏の御石の鉢」車持皇子には「蓬莱山の玉の枝」大納言大伴御行には「龍のくびの玉」中納言石上の麻呂には「すずめの子安貝」というものです。求婚者のひとり、右大臣阿部の御主人には「火鼠の皮衣をもってきてくれたら結婚しましょう。」と言い渡します。阿部の御主人は、かわごろもを手に入れて、持っていきますが、かぐや姫は「本物の皮ころもならば燃えないはずです。」といって火にくべてみました。すると皮ころもはめらめらと燃えてしまいました。この燃えない布こそアスベストのことだそうです。
 江戸時代には平賀源内が燃えない布を作り将軍に献上したことがあったそうです。かぐや姫の物語にアスベストが出てくるなんてビックリですね。アスベストと人間との関わりは深く、人間は、自然界にあったアスベストを古くから利用してきました。アスベスト被害の大きさがわかるのはまだこれからではないでしょうか。
 住まいの工事に携わる私たちにとって、一番悩まされるのは天候です。この春は、梅雨入り前から雨降りが多くて困りました。まもなく梅雨がやってきます。ますます天候に悩まされる季節です。どうか、皆様お元気にお過ごしください。
(平成18年6月)
 
 春爛漫となりました。お元気にお過ごしですか?大多喜現場に行く途中いすみ鉄道沿線で桜と菜の花が線路を挟んで咲いている風景が美しく心に残っています。桜の美しく咲くこの時期は一年の新たなスタートを実感します。ちっちゃな小学生の登校風景や学生服を着た生徒たちの初々しい表情に小さな緊張が感じられて、私も少しだけフレッシュになります。元気に楽しく毎日通ってほしい、と願わずにはいられません。
 いま健康住宅については、様々な呼び方や分類がされています。健康な住宅をつくるために自然素材にこだわっていくとそこにあるのは伝統の日本民家のすがたと重なってきます。ただ昔の素材に帰るだけではなく、現代の素材でもよいものは取り入れて工夫してしていくことが自然素材と向かい合っていく私たちの方向性であると思います。今回は、珪藻土を塗っている現場をご紹介します。
 3月末に、堂本県知事より、経営革新計画の承認をいただきました。私のテーマである「長命住宅づくり」に拍車がかかっていきそうです。私たちの仕事が認められ少しずつですが多くの方に共感いただけるようになってきました。頑なに、自分達が信じる家づくりを続けていきたいと思います。
 田植えする田園風景、そして大空にこいのぼりが泳ぐようになってくるともう連休がやって来ます。皆さまのご健康をこころよりお祈り申し上げます。(平成18年4月)

 春になりました。弊社にとっていくつかニュースがあります。ひとつめ、住宅産業研修財団主催による国家プロジェクト(国土交通省)である「大工育成塾」の受け入れ工務店として合格しました。弊社はその財団傘下の「優良工務店の会QBC」会員でありこのプロジェクトに当初から賛同していました。この大工塾は今回で4回め、毎回120人を募集して、全国の受け入れ可能な工務店に預けるというものです。座学として霞が関の本部で講義を受講し、実地教習を各工務店の棟梁のもとで行う3年間のカリキュラムです。塾生は授業料を支払い、給料なしという厳しい条件ですが、3年間にわたって棟梁からマンツーマンの指導を受けられます。徒弟制度が崩壊したいま、名工が日本からいなくなり、伝統の技術が途絶えてしまうのではないかと危惧し、国が職人の育成を支援するものです。
 早く、安く、簡単に、と家づくりをすすめた結果、熟練した職人がその技術を生かす仕事がなくなってしまいました。熟練を必要としない部品の組立工に成り下がってしまったのです。工業化された住宅はシックハウス等人間の健康を脅かし、住宅を著しく短命化させてしまいました。いまこそ、伝統技術の継承をする最後のチャンスであると私は考えています。 羽山棟梁はじめみんなで若手大工の育成をしようと張り切っていましたが、「希望する塾生が通える範囲にいない」ために今回は見合わせとなってしまいました。
 別れと出会いが交錯する春はいつも複雑な心境ですになります。どうか、お元気にお過ごしください。(平成18年3月)

 寒さも緩んできました。この冬は寒さが厳しくて正直な気持ち、冬というのはこんなに寒かったのかと実感しました。  今月は、工事の施工方法で悩み、試行錯誤を繰り返していきづまったときにある職人さんがに相談したところ、発想の違う抜群のアイディアとそれを実現する地道な作業で見事にこの問題をクリアしてくれました。笑いながら、徹夜で二晩かかったというのはウソではなさそうです。その人が、現場に向かう途中、私にこんなセリフをいいました。
「職人がやりやすいようにつくらせたら、いいものはできない。管理者は職人の最高の技術を引き出そうとしなければいいものはできないよ。芸術というのはそういうものだ。」
その言葉を見事に実現してくれた形です。
 たくさんの職人さんとお付き合いの中で、名セリフがあります。「お客さんとの関係は恋愛と同じだね。」顔に似合わぬそのセリフ、その奥深く端的な表現にビックリしました。どんな家を建てたいのか、ふさわしいパートナーは誰なのか、依頼する側と依頼される側が相思相愛になったときに、本当にいい家がつくれるという意味です。そこにあるのは施主さんと請負者の揺るがない信頼関係といえます。
 家づくりに大切なもの、それは性能や仕様に基づく比較よりももっと前にあるような気がします。どんな家に住みたいのか、それを実現できるパートナーは誰なのか。そこに信頼関係、そして完成後も漂うつくりあげるまでに込めた思い。家づくりに思いがあるという感覚にご賛同いただければ幸いです。
(平成18年2月)

 新年もはやひと月が過ぎ去ろうとしています。今年の冬は気温が低く、ここ千葉県でも2回の積雪がありました。まだ、我が家の北側は一面の雪となっています。
 さて、元日のこと、実業団のニューイヤー駅伝を見ようとスイッチをいれた途端、仰天する言葉が耳に飛び込んできました。「重川材木店がきました!」というアナウンサーの実況です。あの重川さんが駅伝チームを持ち、最高峰であるこの駅伝に出場しているなんて思いもよりませんでした。重川さんといえば、新潟で数奇屋建築を手がける名門であり、匠塾はテレビ東京の「大工王選手権」に出場し、優勝しています。旧知の間柄といっては失礼ですが、尊敬する重川さんをまた訪ねたい気持ちになりました。それにしても「選手全員が大工職人」というプロフィールには笑ってしまいましたが・・。
 そして2日3日は箱根駅伝を見なければ私は新しい一年がスタートしたという実感が湧かないのです。もし、7区の脱水症状によるトラブルがなければ順天堂大が優勝だったかもしれません。それはやはり「IF」であり何が起こるかわからないのが私たちの日常です。私は駅伝が大好きです。中継所でナンバーがコールされるまでの緊張感、タスキを貰う、渡すその瞬間というのは病み付きになります。言葉ではいい表せないほどの緊張と達成感があります。もっとも、私たちは結果よりもレースそのものを楽しんでいるだけですが・・。今年は、市町村合併の関係でいつも参加しているレースがなくなってしまいました。逆に新たな駅伝も始まるようです。
 仕事もスポーツも思うような展開にならず、気持ちが滅入ってしまうこともありますが、とにかく前に進んで行く元気だけは持ち続けなくては、と思います。少しでも早くタスキ渡しをしたいという気持ちです。鈍足ですがどうぞよろしくお願いします。(平成18年1月28日)

秋は足早に去っていき、冬を迎えました。勝手ながら、11月、12月号を一緒にさせていただきます。 成田市久住のゴルフ場が散在するあたりは造園工事屋さんの畑も多くてなかなか紅葉がきれいなところです。
 さらに大多喜では、敷地内の紅葉も見事でしたが、現場から見える西畑川の渓谷がきれいに紅葉して、思いがけず自然美を堪能することができました。目に焼きつくようなあざやかな美しさでした。
 私は12月始めに開催される東総駅伝の時期から冬を感じるようになります。昭和22年に始まった県内で最も歴史のある駅伝です。私たちチームは今年早々と欠場を決め、今年もスタッフとしてタイム計測をつとめました。
 さあ、もう師走がやってきました。一年はあっという間、一週間も、きょうもあっという間、一瞬を心に焼きつけて毎日を過ごしたいと思います。平成17年12月5日(秋葉)

秋の長雨シーズンをぬけると目の覚める鮮やかな青空が広がりました。いよいよ紅葉の時期を迎えました。
 私ごとですが、この二ヶ月ほど減量に取り組みました。一日のうち、朝晩は豆腐を少したべて、食事としては昼一食で過ごすという結構過激な方法です。最初のうちはみるみる落ちていきますが、ある時期からあまり落ちなくなります。これは、食べないことで体の自己防衛の機能が働き、省エネモードに入ると推測しています。普段は飲もうともしない野菜ジュースが飲みたくなったりする変化もありましたが、一番驚いたのは、栄養のバランスなど考えなくても、蓄積した「脂肪」だけでも生きられるという事実です。これって、災害がやって来て食料不足に陥った時には太った人の方が生きのびる可能性が高いということですよね。何よりも、体の動きが軽くなりました。現場で足場に上るのも軽やかになりました。
 さて、今月は柿渋についてご紹介します。日本古来の塗料として知られていますが建築で使われることも少なくなりました。それは、工場でウレタンなどで塗装されてくる材料が多くなったこともありますが、木の特性を生かさないで使ってきたことにも起因します。木は呼吸していて、調湿作用があります。弊社ではこの塗料を使う仕事が増えています。自然塗料とあわせて是非お読みいただければと思います。
 この美しい秋を元気にお過ごしください。
(平成17年10月)

 大好きな秋が巡ってきました。日中の気温も日増しに下がってきて足早に季節は移ろいます。皆さまはいかかお過ごしでしょうか?イベントの多い季節ですね、張り切ってスポーツも読書も楽しみたいものです。今年こそは、紅葉した沢の清流を散歩したいと思っています。心も体も贅肉を落とすぞ!
 今月はアスベストについての相談がいくつもありました。住宅で使われたアスベストに関してまとめてみましたのでお読みいただければ幸いです。数十年後に発症するなんてまさに時限爆弾のようで恐ろしいことです。現場で直接、建築作業に携わってきた皆さんのことが心配になります。問題が発見されてもすぐ製造を中止できない(させない?)決断の鈍さは、薬害エイズ事件の時も全く同じでした。
 住宅の屋根や外壁にアスベストを含む成型版が使われましたが、飛散する恐れはないと言われています。それでも処分に困る大きなゴミを抱え込んでしまっているようで気分が重くなります。
 やはり、安心できるのは人間が触ってやさしい、あたたかい素材なのではないでしょうか。木や紙や漆喰への思いをさらに深めた事件でもあったように感じています。
 
 9月18日は仲秋の名月でした。雲ひとつない空に輝き、ぽっかりと浮かぶ美しい月を見ることができました。ご覧になりましたか? (平成17年9月30日)

 酷暑が続いた夏もやっと過ぎ去ろうとしています。皆さまにはこの夏、なにが思い出に残っているでしょうか。私はこの夏は現場焼けで皮がむけ、顔や腕など肌がずいぶん黒くなりました。
岬町の現場は九十九里浜の最南端にある高台に位置します。白い砂浜が弓形にきれいにカーブして水平線の彼方に溶け込んでいます。太平洋の大海原はくっきりまーるく空との境界に浮かんでいます。浜辺のさざなみの白いしぶきもサーファーたちが波を蹴る姿も見えます。すばらしいロケーションのもとで仕事を進めています。私にとってこの夏はこの岬から見えた風景が
一番の思い出です。(平成17年8月)

太平洋にコンクリートを流すような心地がする。

 暑さの厳しい季節なりました。皆さまお元気にお過ごしですか?
去る7月中旬の日曜日のこと、高松設計事務所の完成お披露目パーティーが開催されました。仕事をさせていただいた職方はじめ、弊社の関係者が大勢参加させていただきました。27歳の高松君の勇気ある門出をみんなで祝福しました。

 さて、岬町の工事現場では基礎と躯体コンクリートの工事が進められています。東側、眼下には太平洋が広がっていて晴れ晴れとした気持ちになります。砂浜には海水浴を楽しむ人たちやサーファーたちを見ることができます。清涼感いっぱいとても気持ちのいいところです。

平成17年8月12日

ごあいさつ
 梅雨の季節、皆さまお元気にお過ごしですか?6月中旬のある日曜日のこと、お客様の発案でとてもユニークな会が開かれました。名づけて「北総いずみ会」泉幸甫さん設計による住まいを建てた3家族が集ったのです。それぞれの住まいはそれぞれの特徴がありますが、みな幸甫さんの作風や考え方が息づいている住まいです。家を建てる過程でのエピソードや思い出話を楽しく聞かせていただきました。その住まいづくりに携わることができたことは本当に幸福なことだと感じました。時の経つのも忘れ、夕方まで話し込んでしまいました。
 家づくりは、住む箱をつくるだけではない、一緒にご家族への思いをいれてつくる幸せの器なのだと思いました。     平成17年6月29日


ごあいさつ

 新緑がまぶしい季節となりました。皆さまお元気にお過ごしですか?
私は、いまごろになって土屋公三さん(土屋ホーム)が提案する3KMにとても惹かれています。3KMとは「個人」「家庭」「会社」、3つのKがあり、どれが欠けても幸福な人生設計を描くことはできない。3つのKのバランスをとって、目標に向かって意欲をもって生きていくことで成功=幸福を達成していく、という人生設計です。つまり3つのKどれが欠けても成功=幸福に至らないという考え方に基づいています。3つののKについて、一年後、三年後、十年後の姿を描いて、その目標を達成するために具体的な方法を記入します。そして、決めたことを実践していきます。
 感動すると、すぐ始めて、いつもすぐ3日坊主になるという私にはその実践が難しいのですが、「個人」「家庭」「会社」という3つのバランスがよくなければ幸福になれないという考えにはいたく賛同するのです。私の場合、どうしても「家庭」があとにおいていかれる状況にあると感じています。商売人にとっては仕事が生命線ですし、生きがいでもあります。「会社」が安定していなければ「家庭」の幸福はありえないものだと思います。やっぱり家庭は後になってしまう。
 さらに思考や行動が「個人」に傾きがちな(つまりオタク傾向ということ)私にとってやはりバランスがとっても大切です。家庭を大切にしようとおつも思っていることでバランスがとれるのかもしれません。
さて、私にも3KMは可能なのか!男性の皆さん家庭を大切に!奥様方に訴えたい!旦那様の努力が家庭内で報われるものであって欲しい!(なんのこっちゃ)奥様方、旦那様を大切に!してくださいね
平成17年5月16日。


ごあいさつ
 去る4月10日。ナショナルさんからお誘いがあって、久しぶりに東京ビッグサイトへのバスツアーを開催しました。お忙しいところ多くの皆様のご参加をいただきありがとうございました。お台場にあるホテルグランパシフィック30階レストランからの眺望はすばらしいものでしたね。ビッグサイトには住宅設備や資材またセキュリティ商品などさまざまな展示がありましたがなかでも、阪神大震災を体験する地震体験車はとても興味深いものでした。あとで、お話を伺ったところ、時間の全てを費やして、なんと展示会を4時間近くもご覧になったというご夫妻もいらっしゃってビックリしました。また、お台場周辺の散策を楽しまれたご家族もいらっしゃって、それぞれの休日をお過ごしいただいたようです。皆さま、お楽しみいただけましたでしょうか。さぞ、お疲れになったことでしょう。添乗員が横着なため(もちろん私のことです)何もおもてなしできず、大変失礼いたしました。どうかこれに懲りず次回もお付き合いいただければ幸いに存じます。またの機会にはもっとたくさんの皆さんと一緒に出かけていきたいと思います。ありがとうございました。
平成17年4月30日



あいさつ
 春は卒業や入学、また転勤や異動など出会いと別れが伴う季節です。大きな転機が訪れたり、また人生の新しい目標に向かってのスタートをきる方も多いことでしょう。気分は新たにして、焦らず、急がずいきましょう。
昭和40年代だったでしょうか・・。ウルトラQという番組が放送されていました。ウルトラシリーズの最初の作品です。子どもたちは誰もが夢中で見ていたものです。そのなかに、「バルンガ」という物語がありました。記憶が正確でないところはお許し願ってご紹介します。宇宙生物バルンガはエネルギーを食べて大きくなっていきます。その姿は吸盤のついたゴムまりのようです。つぎつぎとエネルギー物質を飲み込んで巨大化していきます。このままでは日本中の、いや世界中のエネルギーが飲み込まれてしまう・・と危惧しました。ある日、バルンガは地上を離れて上昇していきます。地球を去っていきます。それを見て、博士は言います。「バルンガは宇宙にある巨大なエネルギーを見つけたんだよ。太陽というね・・。太陽がバルンガを食うか・・バルンガが太陽を食うか・・。」ここで番組はエンドを迎え、最後に石坂浩二のナレーションで幕を閉じます。「明日の朝、空に輝いているのは太陽ではなくバルンガかも知れません。」私はエンドミュージックを聞きながら「ドキッ」としたものです。
 ライブドアによるニッポン放送の買収劇をニュースでみていて思い出したのがそのバルンガでした。エネルギーを食べて成長を続けていっている段階では、まだ社会性という観点が抜けてもさして問題にならないのですが、そして二転三転して複雑化し、やがて社会性という観点が生まれてくるのだと思います。大きな資本力が弱い小さい資本を飲み込んでいくのは資本主義の性ですが、できれば双方が望んでのことであってほしいと思っています。ニッポン放送の社長である「亀ちゃん」はDJとして活躍した現場の叩き上げ社長です。私はやっぱり、現場でがんばっている人たちに張り切って仕事をしてほしいと思っています。そんな観点から、ホリエモンへ、いまは太陽(巨大なもの同士の戦い、とりあえずフジテレビ)に挑まないでほしいと思います。ホリエモンのファンの皆さんには失礼しました
平成17年4月(秋葉)

ごあいさつ
 お元気ですか? 天保水滸伝ゆかりの街道で健脚を競う、天保駅伝大会に出場しました。飯岡町をスタートし、海上町を経由して東庄町をゴールとする10区間31キロを、一般の部44チーム、高校生の部6チーム、中学生の部15チームの65チームが参加しました。わがチームは6年連続出場しています。今回はこの季節になってインフルエンザがピークとなり、これ以上補欠は残っていないというギリギリの構成、もう誰も欠場するわけにはいきません。10人のメンバーは皆練習不足(私だけかも)ぎみ。バスで中継点まで移動し、ウォーミングアップを行います。走る区間の最後まで軽く流します。体を冷やさない程度でアップを続けます。トップのランナーが第8中継所に到着してもまだ時間に余裕があります。観戦者の気分でタスキがくるのを待ちます。その約20分後に「前区間にて繰上げ一斉スタートが行われました。」とアナウンスされると、さすがに緊張が走ります。8区石津さんからタスキをもらって全力スタート、500m走るともう足が動きません。死にそうなくらい苦しい呼吸に耐えて、長距離ギアに切り替える間に抜かれていく。得意の下りもスピードがのりませんでしたがなんとかアンカー鈴木君へタスキはつながりました。65チーム中59位。遅くてもいいんです。駅伝は気持ちが伝わるから・・・。タスキをもらうときに一緒にもらう気迫、渡すときに感じるあの充実感がたまりません。
平成17年3月(秋葉)

ごあいさつ

樹木はもうつぼみをつけて、じっと縮こまっていた草花も青々と色をつけてきました。雑草も小さな花をつけています。もう自然界は春の活動を始めています。皆様お元気でおすごしですか?
 住まいづくりをしている私たちにとって季節感というのは、毎日仕事をしていて肌で感じるます。時には雨に翻弄され、時には風に困難を強いられることもあります。節分を過ぎてからは寒さも和らいできました。この時期、陽射しがぽかぽかして風もなく穏やかな、春を感じる日があります。そんな日に現場で食べる弁当は格別においしくてそんな時間は至福のときとなります。
 今月は小林様邸が完成しました。小林様のご家族をはじめ関係の皆様には大変お世話になりました。また、少なからずご迷惑をおかけいたしましたことお詫び申し上げます。今回の仕事について、幸甫先生の言葉は「(前より)少しましになったな。」とのこと。トホホ・・何を隠そうそれがいまの私の実力なのです。
 住まいづくりにあって、私たちのような工務店はは大手住宅メーカーの対極にあるのだと思います。住宅を建てるコンセプトやアプローチに仕方が全く違うもののように感じています。住まいに有機的な感覚を求めるか否かが決定的な違いといえるかも知れません。
 私は有機的な素材主義の住まいをつくっていきたいと思っています。共鳴していただける建て主様とともに・・。どうやら、自然素材によってしか「やすらぎ」のある「心が豊か」になれる住まいはつくれそうにないと思うからです。いま、素材主義、本物志向の住まいをもっとコストを抑えて建てられるようにするにはどうしたらいいか私なりに研究しています。 
 お酒にたとえればメーカー住宅は全国展開の有名銘柄、地域の工務店は「地酒」になりますか。おいしいお手頃な地酒をつくっていきたいと思います。
 話題は変わって、入院していたむげんさん、元気になったそうです。よかった。
 皆様、春を迎えます。花粉に負けずお元気でお過ごしください。これから年度末を迎えてあわただしくなりそうです。もうすぐ花見ですよ! 皆様からの投稿とお便りお待ちしております。平成17年2月(秋葉)

ごあいさつ
 新年あけましておめでとうございます。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
香取貴信さんの著書「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった2」から紹介させていただきます
”小学生だったころ乗ったスペースマウンテンの楽しさを忘れられず、いつか東京ディズニーランドで働きたいという夢をもち続けた佐賀屋君。それを実現させ、さらにスプラッシュマウンテンのスタッフになるという夢も、情熱と行動力でつかんだ佐賀屋君。そしてついには本場アメリカのディズニーワールドで働くという夢までも実現させてしまったのです。次々と夢を実現させていく佐賀屋訓の情熱には、感心するしかありませんでした。でも、佐賀屋君も、決してラクに夢をつかんでいるわけではなかったのです。佐賀屋君は持ち前にバイタリテイーで本場フロリダのメインテーマパークにいき、僕は日本からショップの勉強で来たけれども、本場のスプラッシュマウンテンを経験したいから、一緒に働かせてほしい。お金はいらないから働かせてくれ、と直訴してみごと働くことに。ある年の正月のこと、香取さんは、佐賀屋君を誘って初詣に出かけました。おみくじを引いて中吉。「俺の未来だろ。いいじゃん何回引いたって。なんで神様に俺の未来を決めてもらうんだよ。ひとり一回っていうなら、大吉が出るまでほかの神社をまわろうぜ。」2人が大吉を引き当てるまで5つの神社をまわりました。
「結局さあ、いつでもゲームセットを決めるのは自分ってことなんだよ。」
「そう。なにかやろうって決めるじゃん。でも、それを達成するためには、やろうと決めたことが高ければ高いほど、努力しなきゃなんないわけだよ。しりゃ俺も、途中で投げ出そうかなあって思うこともあったよ。ゼッタイ無理って・・。でも、途中でやめると、それはずっとかなわないんだよ。ってことはさあ、夢があったら、それがかなうまでやり続けるんだよ。夢とか、やりたいこととかって、誰かが、はい9回裏だからゲームセットです、ってなんないじゃん。だから、いつでもゲームセットを決めるのは自分ってことだと思うよ!”
この本に登場する佐賀屋君の情熱にあやかって私も今年はもっと行動的になろうと決心しました。皆様にとってよい年になりますようご祈念申し上げます。平成17年1月1日(秋葉)

ごあいさつ
 話題はどうしても新潟中越地震になってしまいます。大地と地球エネルギーの凄まじさをあらためて感じてしまいます。山古志村に見られるように、住宅の他に周辺の自然環境があれほど徹底的に破壊されてしまってはどうにもなりません。「被災建築物応急危険度判定士講習」を地震の4日前に受講したばかりだったので、そのタイミングにハッとしました。とにかく早い復興をお祈りするばかりです。避難した方々は、避難所で過ごすより少しでも自宅の近くでと思い、車中にて寝泊りする人が多かったそうです。やはり自宅は心の拠り所である証だと思いました。
 さて、冬にむけ弊社事務所では薪ストーブを設置しました。火を起こしたり薪をくべたり、煙突を掃除したりと手間がかかるのですが、とにかく、あたたかさは格別です。
 まだ住宅に暖房がなくて火鉢やコタツで冬を過ごしていた頃、家族は一ヶ所に集って暖をとりました。そこではいやが上にも家族の団欒があったことでしょう。家族の些細な変化にも気づくことができたのではないでしょうか。生活は便利になり、住宅は快適になりました。子ども達に個室が与えられプライバシーが尊重されるようになりました。その利便性と快適性の影で失ったものがあったように思います。社会を揺るがすような事件が発生して、どこか歯車の狂った親子の関係を見せられると、その一因が住まいにもあることを痛感させられるのです。昔の住まいがよかったというつもりはありませんが、家族が集る場所があるというのは大切なことだと思います。しあわせな家庭づくりがよりよい人生を過ごすための基本ではないかと生意気にも私は考えています。
 本紙では、弊社で建築している家の情報よりもむしろ、住まいの季節にあった情報やメンテナンス方法をお伝えしたいと考えています。ところが、このわずかな紙面ではとても伝えきれないと感じています。もし、お電話やメールなどいただければ、精一杯お答えさせていただきますので、どうかお気軽にご連絡いただければ幸いに存じます。
 いよいよ、冬の足音が聞こえてきました。この冬はインフルエンザが猛威を振るいそうです。健康に気を付けてお元気にお過ごしください。(秋葉)2004年11月11日

ごあいさつ
 秋です、野山は紅葉し、郷愁の思いにかられる季節となりました。皆様お元気にお過ごしですか?今月は本紙とは別にむげん先生からのごあいさつをいれた特別号を作成しました。是非、そちらもご覧下さい。
 先月末のこと、未完成ではありましたが、山崎様のご厚意で見学会を開催させていただきました。当初は、新聞折込もなく案内チラシを配布しただけなので、数人でも来ていただければ、と思っていました。ところが蓋を開けてビックリ、予想をはるかに上回る数の皆様にご来場をいただきました。山崎様ご家族、高野デザインプロデュースの高野先生、高松所員、そして噂をききつけてご来場いただきました方どうもありがとうございました。
 住まいをつくる工事を指揮する立場にある私は、可能な限り品質をよくして、お住まいになるご家族が暮らしやすくすることが一番の仕事と考えています。たまにはデザインと使い勝手が相反するものだったり、もしもの時にメンテナンスや修理に難があったりこともあり、私にも葛藤があります。施工法や、材料を決定する際の判断基準は、まず耐久性に問題がないこと、そして作業に無理がなく一般的な道具で修理が可能であること、です。長い年数に渡って住んでいただくためには大切なことだと思います。
 私は無口で、必要なことしか話さないため、いつもお客様には十分な説明ができないでいます。なんとかその不足を補いたいと思っているのですが、それがなかなかできません。家庭でも「もっと話をしないとどういう意味なのか理解できない。」といわれています。とはいえそう簡単には直らず、やっぱり説明不足になるです。おそらく、お客様にはもっとわからないことだらけではないのか・・と反省しています。工事の過程でも、完成にあたっては尚更もっと正確に、わかりやすく伝えなければならないことがあるのに、短い言葉の連続で終わらせてしまっているような気がします。口数が少ないことでどなたかに不快感を与えたり、ご迷惑をお掛けしているかもしれません。その点どうか、お許しください。
 秋は名前の通り大好きな季節です。あざやかな美しい自然の中へ出かけていきたい!ですね(秋葉)

いつもニュースレターに掲載しているむげんてつや先生からごあいさつつが届きました。こちらで紹介させていただきます。(秋葉)

ごあいさつ
はじめまして。秋葉さんのニュースレターに掲載されています、文字と絵と詩を合体させた”絵詩(えうた)を制作している”むげんてつや”です。生涯修行の作品ですが、見ていただいた人になにかを感じてもらえたら幸せです。皆さんの声も(感想・意見)是非聞かせてください。合掌 
                  むげんてつや

むげん先生の絵詩をもう十数年見てきた。むげんてつやさんはこれまで書きためた作品を出版しようともしない。何度もお金になるチャンス、有名になるチャンスがあったのにそうなろうとしない。しかも、「コピー・配布は自由」といっている。きっと、むげんてつやさんは、いま努力を続けている人が好きなのだと思う。むげんてつやはがんばっている人と共にありたいと思っているに違いない。成功したい、発展したいと戦っている人と同じ居場所から私たちを応援してくれているんだと思う。
ひとりのむげんファンとしてむげんてつや作の絵詩をひとりでも多くの人に見てもらいたいと思う。あなたも共感していただければ嬉しい。そして、どうぞむげんてつやの思いをがんばっている人に伝えてください。むげん先生の作品はコピー・配布が自由なんです。(秋葉)

<プロフィール>
(仕事名)むげん・てつや  (本名)桜庭哲也
詩人・画人・建築人・繁盛仕掛け人・無限庵庵主
1935年サハリン生まれ、独自の”経営論”と”絵詩”で大手企業・メーカー他より依頼され全国を講演活動をP続けながら、建設テレビジョンに十数年出演するが、メジャーになることを嫌い、全ての仕事をやめ、現在仕事場で絵詩の制作と、経営勉強会”無限庵”を開設中。
(以上10月号)

ごあいさつ
はや、秋の気配となりました。皆様お元気にお過ごしですか?アテネオリンピックでは日本選手の活躍に興奮しました。私が一番印象に残っているのは柔道、期待されながらあっけなく敗れた井上康生選手のすがすがしさでした。負け方がさっぱりしていたせいでしょうか。オリンピックの重圧といえば、メキシコ大会直前に自殺したマラソンの円谷選手が思い出されます。もう重圧に押しつぶされたり、負けて悲壮感を漂わせる時代ではありません。負けてもまた、あらためて世界一にチャレンジしてほしいものです。今年は気象もイベントもとても暑い夏でした。また災害も多い夏でしたね。台風の襲来だけはどうやらこれからもまだ続きそうです。
夏の汗を流しきるのはやはり温泉がいいですね。大地の深みから湧き出すエネルギーは気持ちも体も癒して活力を与えてくれます。ここ、千葉県は平地なので温泉はないと思っていたら、意外にも近場にも天然温泉である成田温泉そして栗源紅小町の湯があります。温泉の醍醐味は露天風呂ですよね。近所では、景観を楽しむことまでは期待できませんがそれでも爽快感は十分です。気分転換に紅小町の湯にいってきました。入浴施設とお食事スペース、畳敷きの休憩スペースがあってなんだか昔ながらの懐かしい山間の日帰り温泉の風情があります。
さて、先日は成田市にて泉幸甫先生設計による小林邸の上棟式がありました。数ヶ月ぶりに先生と懇談しご指導をいただきました。泉先生の設計する建物は住宅がほとんどなのでなかなか見ることができませんが、温泉で有名な群馬県草津に「片岡鶴太郎美術館」があります。場所は草津温泉の中心にある湯畑から露天風呂で有名な、西の河原に至る散歩コースの途中にあります。この建物は泉先生の設計によるもので、ゴツゴツした独特の土壁が鶴太郎さんのシンプルな作品をよりいっそう引き立てています。目を上に移して高い天井を見上げると土壁の空間はどこか絵画的でなんとも表現しがたい空間美があります。芸術に造詣の深い泉先生の深淵を感じる思いがします。草津にいかれた際は是非立ち寄っていただきたいと思います。
(9月5日)

ごあいさつ
暑中お見舞い申し上げます。お元気ですか?本当にお元気ですか?何度も尋ねないと気がすまない程の猛暑となっています。私はといえば暑さになんの抵抗もせず、昼も夜もクーラーなしで汗だくの毎日を過ごしています。現場で作業している職人に比べれば、なんのその!。
今回は勝手に夏休みの観光案内をします。日本のピラミッド伝説に思いを巡らしてしばし暑さを忘れましょう。青森との県境、秋田県鹿角市大湯にある黒又(くろまんた)山は、稜線がピラミッドのように、きれいな四角錐になっている三角形の山です。頂上には神社がたち、その真下には巨大な岩があり、また頂上のすぐ下のところには空洞があることが確認されています。そう、これが日本のピラミッドではないかといわれる山のひとつです。階段式ピラミッドだといわれ近くにある有名な大湯環状列石(ストーンサークル)との関連を指摘されています。「日本のピラミッド」の規定は、1−三角形の山である。2−頂上、または、頂上付近に巨石が並んだ遺構がある、だそうです。ピラミッドではないかといわれる山が全国で19か所あります。黒又山の発光現象が日本テレビ「特命リサーチ200X」で放送されたことがありましたね。エジプトやメキシコ、世界中にピラミッドはあるのだから決して日本にあっても不思議ではありません。古代伝説というのは胡散臭い気もしますが、なんとも刺激的で興味が湧きます。(エッ、私だけでしょうか・・・)
そして極めつけは青森県三戸郡新郷村にある「キリストの墓」です。
”ゴルゴダの丘で十字架に掛けられたのは弟のイスキリであり、難を逃れたイエスは北欧、アフリカ、中央アジア、中国、シベリアとまわって、アラスカから北米に渡り南米を一周してから再びアラスカを通って日本の八戸へ上陸した。そして日本でその生涯を終えた。遺書も残っている。末裔である沢口家の人々は、赤ら顔で鼻が高くユダヤ人の顔をしている。沢口家の家紋はイスラエル国旗と同じダビデの星である。ヘブライ学の川守田英二博士は戸来村に伝わる謎の歌「ナニヤドヤラ」をヘブライ語の歌であると鑑定している。そもそも戸来村(新郷村の旧名)という名前はヘブライがなまったものである。”というものです。
新郷村には、「キリストの里伝承館」もありチャッカリ観光スポットにしています。お暇でしたら新郷村のHP、http://www02.so-net.ne.jp/~shingou/など覗いてみてください。そのビッグバン的発想にはぶっ飛んでしまいそうです。でも、このくらい暑いと頭がクラクラしてその伝説を信じてしまいそうになりますね・・。もっとも、新郷村には何の責任もないことなんですが・・・。青森県に行きましたら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ちなみに東北では新郷村の大石神、岩手県釜石市の五葉山もピラミッドではないかといわれています。私もいつか行ってみたいと思っています。特にクロマンタは・・。
さて、ご存知のこととは思いますが「徒然草」で吉田兼好は「家を建てるのは夏を旨とすべし。」と書いています。その通りで少しでも夏に過ごしやすい家に変えていきたいものです。
どうか、快適な夏をお過ごしください。あなた様のご健康を心よりお祈り申し上げます。8月1日

スイカロードレースに参加しました
6月27日は富里スイカロードレースでした。チーム八日市場RCは6人が参加、今年の参加者はなんと合計11000人を超えています。気温は24度天候曇り。この季節としては絶好のコンディションです。
10kmの部は40才まで、と40才以上の部に分かれています。さあ、40才以上の部がスタート!約4000人のスタートは選手が数百メートルにも連なり、号砲が鳴っても先が詰まっていて数分間はスタートラインを越えることができません。ぞろぞろと動き始めますが、しばらくは身動きが取れないほどの混雑ぶりです。スイカのコスチュームを纏った人や仮想した集団が観衆の目を楽しませてくれます。私はスタート前にたらふくドリンク剤を飲んだせいか、前半は快調な走りです。短い足を繰り出し、ひたすら回転数でカバーします。やがて5kmを過ぎたあたりから息が苦しく足が重くなってきました。前方で歩き始めた人を見れば、自分も少し休もうか・・と思い、スピードをあげて追い抜いていく人を見ると自分にはそんな力はない・・と思う。弱気になり前半の貯金を使い果たし、自分のペースを失いかけたときに、民家の人がホースを伸ばして頭上からシャワーをかけてくれます。本当にありがたく、生き返った心地がしました。そのシャワーを浴びるたびに力をもらいました。沿道から「次は甘いスイカが待ってるよー」の声に力を得て、とうとう9kmの給スイカ所へ到着、おいしいスイカをほおばりました。気分を新たに残り1kmを全力で走りました。沿道からの声援やシャワーのサービス、給水所のスタッフの対応、各所に配置された救急スタッフの皆さんに本当に感謝したい気持ちです。このホスピタリティこそがスイカロードレースの魅力に違いありません。また、来年も参加したくなってしまいます。それがこの集客数に繋がっているのでしょう。さらには9km地点でスイカを食べた人はスイカが大好きになってしまうというこの富里の洗脳作戦、恐るべしです。
マラソンはよく人生にたとえらます。必ずやってくるであろう難局をいかに克服するか、いかに乗り越えるのか・・という同じテーマをもっているからではないでしょうか。また、どちらも結局は自分との戦いといえるのではないでしょうか。
今回のレースをとりあえず自分なりに納得のできるタイムで走りきったことで、大きな充実感と明日を切り開く勇気を得たような気がします。めざす目標はいつも人生の自己ベスト!挑戦する気持ちを持っていない人は、感動のゴールへは永遠に辿りつけないのだ、と思います。

もし、肥満度別レースがあったなら優勝も夢ではない!そんなバカなことを考えながら、私は帰途につきました。チームの6人もそれぞれの生活の場へと帰っていきました。
(平成14年7月8日)


ごあいさつ
 皆様、お元気ですか?初夏は爽やかですね。この季節は外で仕事できる喜びを体で感じることができます。雨の日が多くなってきたのには困りますが・・。
 私は名前の通り、通称「アキバ」、秋葉原の電気街が大好きです。私にとってまさに”血湧き肉踊る”ところなのです。オーディオのこととなると興味は尽きません。パーツショップに寄ると10cmフルレンジのスピーカーが¥1200程度で売っています。こうしたパーツを買って既存のスピーカーボックスにはめ込んだりするとやわらかくていい音で鳴ってくれるのです。デジタル装置全盛の世の中にあっても、音楽というのはやっぱりアナログの要素を切り捨てることはできません。いま、興味があるのが真空管式CDプレーヤーです。この、ミスマッチとも思える装置が欲しくなりました。"ノイズもなくクリアーにデジタル処理された音が、ふたたびアナログのあたたかい伸びやかな音声で聞こえてくるのではないだろうか・・・"そんな期待をもってしまいます。さらに真空管式アンプで音楽を聴きたいという欲求も高まってきました。もう一度、懐かしいアナログレコードを真空管アンプで聞いてみたい、時間もないのに、そんなことを考えているこの頃です。興味のある方は私にお声を掛けてください。    さて、実は・・・アキバ好きの私、自分でもかなりの「オタク」だと思うんです。音楽好きの私はつい、自分の世界に入ってしまうんです。ガンダムオタクはじめさまざまなオタクがいるようですが、いまのアキバ周辺は空想キャラクター物で溢れています。そこにあるのはアニメのフィギュアや映像のDVDです。現実ではなくて仮想の世界なのです。「萌える」という言葉で表すそうですが、ちょっと陰湿な「オタク」の臭いがします。あるひとが「オタクと引きこもりとフリーターは同義語」とまで書いていました。漠然と日本の将来に不安を感じます。しかし、フリーターについて角度を変えて見れば、好い時代を過ごした中高年の既得権を守るために、若者が安く叩かれて社会進出を阻まれているという構図なのかも知れません。皆様いかがお感じになりますでしょうか?
 今回は秋葉原電気街より「オタクとは」についてリポートさせていただきました。ちなみに私の聞く音楽は、よく意外だと言われますがソリッドなヘビーメタルが中心です。生粋のエレキ小僧でしたから。
 さて、皆様、ココまでつまらない話におつきあいいただき、ありがとうございます。
(秋葉)5月30日

ごあいさつ
泉幸甫先生の事務所に行くには、都電荒川線の「鬼子母神前」で下車します。いつも時間に少し余裕をもって到着して、鬼子母神をお参りします。というのはけやきの巨木が住宅と絡み合うようにそびえる参堂の風景を見たいからです。両側に、くねったけやきの大樹がそびえます。その幹の存在感に住宅は完全に圧倒されています。なんだか、不思議な空間に迷い込んだような気がするんです。童話の世界のような有様がとっても気に入ってます。
さて、弊社ではいま、願ってもないすばらしい住宅を施工しています。木造軸組みのなかでも、渡りあご・追っ掛け大栓を駆使した伝統工法による家を建築しているのです。今月はそのご紹介をさせてください。滅多にないチャンスに大工の棟梁ともども燃えています。是非工事現場をご見学ください。お待ちしています。
設計は「高野デザインプロデュース」の高野祐之先生が手がけられました。高野先生の仕事場は印旛沼の近くにあります。なんと江戸時代の民家を修復した建物なんです。その隣りには陶芸アトリエになっている建物がありこちらも必見ですよ。
今月はいつもよりもっと大張り切りの私です。 (秋葉)
(平成16年5月2日)
ごあいさつ
春ですね。お花見などされましたでしょうか?ご入学など新しい生活に入られた皆様!おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。どうか早く新しい環境のもとでがんばっていただきたいと思います。
さて、弊社にも嬉しいことがありました。というのは「ニューハウス」という住宅月刊誌に弊社で施工した住宅が掲載されたのです。人気の建築家である泉幸甫先生の設計による石川様のお住まいです。
こうして家を建てました!という紙面に5ページにわたって掲載されています。「土壁や地窓、縁側がつくるたたずまいに、日本人としての感覚がよみがえる美しい和の家」と、すばらしい見出しがついているではありませんか!昨年も別紙で紹介されたことがありますが、やはり泉先生の知名度は抜群です。もし、本屋さんで見かけましたら是非102ページをご覧くださいね。今回はPRになってしまいました、お許しください。
(平成16年4月2日)
ごあいさつ

3月1日は雪が舞う天候となり、ここ千葉の沿岸でも3cmほどの積雪がありました。久しぶりに見る雪景色はとても幻想的で美しいものでした。ところで、29日は私たちの駅伝チームが毎年楽しみにしている天保駅伝大会が開催されました。全10区間31kmを1チーム10人でタスキでつなぎます。先頭を行くチームは1kmを3分のスピードで刻んでいきますから、私たちとの実力の違いは明らかです。1km走ることに1分以上の差が積み重なっていくという計算になります。約23kmを走った地点にある第七中継所は最大の難関で過去4年間どうしても繰り上げスタートを免れることはできませんでした。そして、今回は、とうとう!繰り上げスタートの直前に見事にタスキが渡ったのです。幸い私はこのシーンを現場で見ることが出来ました。
「タスキをもらい、タスキを渡す」という連携作業は、実は毎日くりかえされている生業のようなものに違いありません。タスキのように実際に見えることではないけれど、毎日生活し、仕事をしていることは「誰かからタスキをもらって生きている」という感覚が私にふと湧いてきたのです。そのタスキには「汗や思い」が染み込んでいるのです。仕事において確実に「タスキ渡し」をしているのかどうか考えてみました。そのタスキに汗や思いがこもっているかを考えてみました。
だから、足が速いわけでもないのに、また駅伝に出場するのです
(平成16年3月3日)

ごあいさつ

時の過ぎるのは早いもの、まもなく立春を迎えます。寒さもゆるみはじめ、日中はぽかぽかしてきます。この季節は晴天が続いて、毎日が仕事日和です。
今年は個性的な建物を多く手がけることができそうです。とても楽しみで意欲が湧いてきます。
あたりまえのことですが、建物の出来不出来は職人さんをはじめ、仕事をする人たちに依存しています。建物は物と物を人が組み合わせていきます。木造住宅は工業生産された物と違ってほとんどの作業に人が関与します。そこで、今の工程の人が次の工程の人のことを考えて仕事をするかどうかというのが、とても大切になってきます。
単に自分の仕事分担をやればいいという発想を超えて、完成度の高い、精度の高い、さらには出来栄えのよい建物をつくるには、物と物を組み合わせるのと同時に、日頃に職人と職人、さらには仕事をする人の気持ちも同時に組み合わせておくことがとても大事だと思います。気持ちをいれて組み上げていけば自ずといい仕事ができるに違いありません。
今年はやりがいのある仕事をいただき、それに応えるべく、精一杯努めさせていただきたいと思います。
(平成16年2月1日)

あいさつ 新年
あけましておめでとうございます。このお正月を皆様はどのようにお過ごしでしょうか。私はやはり箱根駅伝の中継に釘付けになりました。特に往路は見逃せません。順位を目標として堅実に走る一区の選手たち、続いてエースがひしめく二区ではまさに意地のぶつかり合い。ごぼう抜きや劇的な逆転が起こり、見ごたえ十分です。対して翌日の復路ではリードしたチームが堅実に逃げ切りを図るためか見る側としてはいまひとつ物足りません。
さて、駅伝はさておき今年はこの自分に劇的な変化を与えたいと願っています。
いつもお世話になっている青山工務店の青山輝雄社長は「躾(しつけ)」をとても大事にして会社を経営していらっしゃいます。躾とは身を美しくと書くわけですが、私も自分自身に躾をして、習慣や癖を変えることで少しでも身を美しくしようと思います。一気に変わることはできませんから着実に
一歩一歩自分自身を磨いていきたいものです。そして、結果として劇的に自分自身の心身を美しくしたいものです。まずはダイエットかな?私はいきなりレベの低い話になってしまいますが青山さんのレベルに少しでも近づきたいものです。
今年もよりよい住まいづくりに一生懸命努めさせていただきますので、皆様どうぞよろしくお願いします。
さあ、今年も元気に走りましょう!
(平成16年1月3日)


ごあいさつ 12月
冬の夜空にはまず東からオリオン座が昇っていき、その後を全天で最も明るい恒星であるシリウスが追いかけます。そして天頂にはあのプレアデス星団(日本名すばる)が輝きます。
さて、いよいよ長距離陸上競技の季節を迎えました。長距離競技、特にマラソンの魅力はやはり自分の限界に挑戦することではないでしょうか。めざすのはいつも自己ベストです。実際に走っている人にとってはもうひとつ理由があります。自分のペースで走っていると次第に呼吸も体も安定する時間があります。この時感じるすがすがしさこそが「ランナーズハイ」と呼ばれるものです。実に気持ちのよいものです。
12月第一日曜日には東総駅伝大会が開催されます。千葉県下で最も歴史の古い大会だそうです。私も、チームをつくって地元青年という部門で毎年出場しています。今年は体が全くできていないので大会スタッフとしてお手伝いすることになっています。
きょうは朝から出場する人たちが試走していて弊社前を次々にランナーが駆け抜けていきます。その中の一団に友人の姿がありました。私もいっしょに走りたい気持ちになってきました。しかし私は仕事に追われて、あっという間に一日が終わってしまいました。
夜10時半に外へ跳び出していきました。もうオリオン座が高く昇っていました。ひっそりとした闇の中をランニングするのは孤独なようにも感じますが、今はこの感覚を楽しめるようになりました。だって、私にとって長距離競技も仕事も実生活も,いつも自分との戦いなんです。結果はともかく・・・・。
(平成15年11月22日)

ごあいさつ

紅葉の季節となりました。冬に向かって樹木が身支度を始めています。もみじやカエデも美しいけれど私は、イチョウが散り始めた黄色い地面を散歩するのが好きです。秋はなぜか不安な気持ちにさせるものです。そこはかとない郷愁に包まれてつい、いとしい人を思い出してしまうのもこの季節です。枝木が骨身になる姿はものの哀れを感じさせます。
さて、今月14日にビートルズの「レットイットビー」が4人が演奏したそのままのアレンジで発売されるそうです。ロングアンドワインディングロードという曲で4人だけで演奏した録音がきけることになる。フィルスペクターが入れたあのオーケストラがない音を聞いてみたいですね。
音楽もアナログレコードでさらには真空管アンプで聴いてみたいそんな季節です。真空管CDプレーヤーというのがあるのを知りました。やはり通の世界は奥が深いですね。ビートルズのCDではアナログでは聞こえなかった音までクリアに再生されますが反面、中音部の音の厚みや暖かさ、また一発録音の迫力がどうも欠けてしまったように感じています。
さて、この秋はとっておきのレコードに針を下ろしてみたいと思っています。レコードに針を下ろすまでのあの緊張感が懐かしいです。豊かなときを過ごしたい、そんな秋です。
(平成15年11月06日

ごあいさつ
好きな季節がやってきました。夜ともなれば、虫の大合唱も始まってもうすっかり秋の風情です。この夏の間涼しかったせいか、今年は残暑が続いておりますが、お元気にお過ごしのことと存じます。火星の大接近を見ようと星空を見上げることが多くなりました。東の空に美しい月と火星が輝いています。昨夜はかぐや姫の物語が真実に思えてくるほど、流れる雲とあいまって幻想的な風景でした。

今夜は十五夜、お電話をいただいてお誘いを受けていた高野さんいう建築デザイナーを訪問しました。印旛沼のほとり、そこに月明かりを浴びていた建物はなんと民家風です。お聞きしてみると「古民家を再生してオフィスとしている。」というではありませんか。曲がりくねった梁、白い漆喰壁が空間デザインの技によってモダンにデザインされていました。おじゃましてから知ったのですが、この高野祐之先生は全国各地の博物館や施設をデザインしてきた有名な建築家でした。歓談し、勝手なことを言わせていただき、お隣りに建っている奥様が焼き物を指導されているという工房を見学させていただきました。天井が高く、屋根からも光が入る民家風でありながら、そこにもモダンで非凡なセンスを感じました。門をでると、満月の光を浴びて古民家風建物が輝いていました。やっぱり、「建物は自然との一体感があってこそ美しい。」(高野先生)のですね。家に帰って、団子とススキを飾って、風情を楽しみたいと思っています。ビールも一杯だけ・・・。                          (平成15年9月11日)


ごあいさつ

一年程前、近くにある一軒の住まいが完成しました。こちらのご家庭はご両親と建て主さん3人ぐらし。隣りの農地を転用して住まいを新築しました。そして完成、引越しを終えて、さあ旧自宅を解体しようとした矢先のこと「古い家を借りたい人がいる」という紹介者がやってきて、そのまま貸すことになりました。家賃は受け取らない形式だったそうです。借りたご夫婦はたいそう環境が気に入ったようで、週末をこの家で過ごし、田舎の生活を満喫していました。そして、一年が経過して思いもよらぬことが起こりました。もう四十五歳を越えて独身だったその家の建て主さんが突然、結婚することになったのです。その間を取り持ったのはこの家を借りたご夫婦なのです。新築した住まいはもちろん建て主さんが結婚することを考えて設計されていますから、私にとっても念願していたことでした。めぐり合わせというのはあるのですね。お相手の方は三十台後半の方だそうですが、とにかく「めでたし、めでたし。」よかった、よかった。土地も安い、家賃も安いですから、もう年金生活をお過ごしの方なら田舎暮らしは経済的にも十分可能です。むしろ、潜在的にこのような空家が発生するのを待っている方は多いのではないでしょうか。大きな家でなく、広い敷地に木の香りのする小さな平屋をつくって住む、というのも素敵だと思います田舎にどっぷりつかった私は、風通しのよい木陰で涼み、真空管アンプで美しい音楽を聴く、そんな心が豊かになる夏を是非皆さんに過ごしていただきたいと思います。
(平成15年8月1日)
ごあいさつ
梅雨明けも近いですね。皆さんお元気にお過ごしですか?
さて、今回は木材、それも森林について書いてみます。本来は、住宅の用材となる杉や檜は植樹された後、何度か間びきを経て、約60年ほどで切り出されて、また新規に植樹されるというサイクルを繰りかえします。40年ほど前まではこれで林業も産業として成り立っていました。私も子供の頃よく山で伐採される様子を見ました。その迫力と緊張感はいまでも覚えています。ところが、高度成長期には熱帯地方や北米からの輸入材が安い価格で入ってきました。結果として、価格競争するために国産材はそれにあわせて価格の上昇が抑えられました。
そしてなんと、それから40年間、国産の木材は価格が上昇しなかったのです。長谷川勉先生によれば「その間、国民の給与は20倍になっている。」そうです。人々は別に職を求めなければならず、林業は壊滅的な打撃を受けてしまいました。現在は一部の優良材・高級材の産地のみが産業として成り立っているのみです。数十年前、どこの山にもあった森林は手入れする者もなく、何十年たってもひょろひょろの木ばかりが立っています。
いまでも、私は伐採・製材をお引き受けしますが、切り出し手間が高くて家を建てるには経済的ではありません。

全国の有名産地から材料を取り寄せて適材適所に配置して、耐久性のある家をつくる、これが木材業出身の建築屋、私のつとめであると考えています。
(平成15年7月3日)

ごあいさつ
皆さんお元気にお過ごしですか?梅雨のはしり、とかでもううっとうしい天候になっていますね。
さて、この季節はどうしても湿気が多くて人間のみならず、家にも不健康な状態となりがちです。カビやダニも発生しやすくなります。
日本の住宅の平均寿命は26年と発表されています。アメリカの44年、イギリスの75年と比べて非常に短命になっています。日本は地震であり、耐震基準が厳しく設定されていたり、欧米とは違う自然環境があることは確かですが、それにしてもこの数字は残念なことです。実は建て替えられる家のほとんどが、住まい手の暮らし方に対応できなくなったために建て替えられているのです。
家の耐用年数が十分残っているのに取り壊してしまうのは大変残念なことです。

地盤調査をして、床下の湿気対策を施した基礎の上にしっかりした軸組を組んでいけば、26年程度で寿命がくるとは到底考えられません。人間でいえばまだ人生なかばの一番安定した時期といえるのではないでしょうか。
わたしがおすすめしている長持ちする家は、性能表示のランクや躯体強度などといったハード面からとらえたものではなく、自然資材による飽きのこない味わい、変化しても加齢による美しさを主張するものに主眼を置いたものです。いい家は、本来古くなっても美しいものなのです。是非、下記をご請求ください。メールお問い合わせ
(平成15年6月2日)
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ごあいさつ
もう初夏の気候になり、新緑も陽射しも風もさわやかです。ただいまゴールデンウィークの真っ最中で、朝からテレビでは渋滞情報や行楽地情報を流すことに余念がありません。農村では田植えの最盛期です。この季節わざわざ遠くまで出かけなくても、新緑のさわやかさはどこでも体験できます。家族でサイクリングやハイキングに弁当をもって出かけるのが最高!の季節です。残念ですが、私の自転車はパンクしたままでした。こんな時に自分が「即行動」していないことを反省します。
さて、私たちの家づくりへの思いを綴った冊子を作成しました。内容はズバリ!といい家を建てるためのポイント11か条をあげています。軸組工法がお好みで、木が好きな方に是非読んでそして納得していただきたいと思います。ご希望の方にはアクロバットファイルにしてお送りしますので、メールにてご連絡ください。
じっと暖かくなるのを待っていた植物や動物が元気に動き出しています。尊敬するマーケッター神田昌典さんは「なぜ春はこない?」の中で人生にも企業にも春夏秋冬がある。人生の冬はじっと蓄えるための季節だと書いています。心の中で「まだ冬のまま」と思っている方もいらっしゃるでしょう。でも、少しずつ蓄えて新たな息吹を起こそうではありませんか。そうすれば春はやってくる!はずです。
(平成15年5月3日)
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ごあいさつ
いよいよ桜の咲く季節を迎えました。お元気にお過ごしですか。家づくりを計画する際、あなたは方位を気になさいますか?小池先生がいうには「鬼門とは中国(漢の時代)都から見て、北方遊牧民族である匈奴のある方角」北東のことですが、ここに入り口があると必ず襲われるのだというのです。非常に現実的な困難が基で定まったといえます。方位や風水では歴史的に経験から導かれたものと、現代の科学からみても的を得ているものがあります。また、反対にどうみても「こじつけ」と考えられるものがあります。もし、方位を考えられる際でもその点をしっかりと見定めていただきたいと思います。もし、ご興味がありましたら是非、上のリンクにある現在ネット方位学研究家として有名な小池さんのサイトを是非ご覧ください。
さて、かの有名な建築家である泉幸甫先生が設計した住宅が完成したことをお伝えしましたが、やっとここにアップしましたので木と土と紙による自然資材でつくられた空間をこちらも是非ご覧ください。
これから、どんどん暖かくなっていきます。この季節はいちばん体に変調をきたしやすい時期になります。これからうららかな春の気候をお元気にお過ごしいただきたいと思います。
(平成15年4月1日)
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ごあいさつ
庭先にふきのとうが顔を出しました。風が吹いて少しずつ季節を動かしていきます。さくらんぼの木も小さなつぼみを蓄え、デショウジョの枝先はいまにも紅い葉が飛び出しそうな芽をつけています。残念ながら昨年害虫にやられた桜は今年、枯れ枝のままになっています。コニファーの樹木も新しい枝をつける準備をしています。何よりも驚かされるのは、雑草のたくましさ、見かけよりもはるかに根は深く細かい。このたくましさを身につけたいものです。
さて、昨年の夏からはじめた、かの有名な建築家である泉幸甫先生が設計した住宅がいよいよ完成しました。木と土と紙による自然資材のハーモニーで仕上げられています。高知の紙職人である友草さん作の紙に包まれた和室は自分の内面に向きあっているような瞑想的空間に思えま。リビングは土壁の壁と中庭を望む奥深い、やすらぎの空間です。泉先生とお話していると、瞳の奥に深淵なる海が広がっているように感じます。私には想像もしえない感性から創造された空間は美しく、芸術的です。建物は静寂を装いながら、私たちに語りかけてきます。それがなんだかなつかしく、あまりに饒舌なのです。この工事を体験できたことに感謝しています。職人たちには予想以上の技術を要求された仕事であったことでしょう。
春一番の風が吹いて、季節をまた廻していく。もう春がきた、春がきた。(平成15年3月3日)

さあ、立春を迎えます。寒い冬に体も気持ちも慣れてきたころには、もう季節は変わっていきますね。西洋化が進んだとはいえ、季節感のある日本の生活習慣はいまでも健在です。輸入住宅でも玄関で靴を脱ぐし、広い吹き抜けのあるリビングに相変わらず炬燵があったりします。そんなことから日本の習慣と洋風インテリアをマッチさせた空間づくりが人気なのはよく理解できます。日本では「畳み文化」を育んできました。食卓では折りたたむことのできる「ちゃぶ台」というテーブルを使っていました。日本の自慢は、やはり「引き戸」だと思います。夏には開放し、冬には閉めることができることに加え、必要に応じて空間を広げることができるという外国にでは見ることのできない、先人の知恵が生かされたものですです。これから、快適な高断熱高気密の家を建てようとしている方にも引き戸は大変有効な換気方法であり、空間を広げる道具となります。是非、住まいに日本的な合理性とそして美しさを取り入れていただきたいものです。
(平成15年2月2日)

あけましておめでとうございます。どうぞ今年もよろしくお願いします。年末のことで恐縮ですが、大掃除を始めると家庭では捨てなくてはならないゴミが大量に発生します。100円ショップに代表される大量消費の構造はますます加速してきています。経済優先社会はさらなるアミューズメントを創造していきます。ただ「すぐに不要となるものをつくって消費させ、廃棄物の山をつくる」という構造には、疑問を感じています。現在の消費社会においては、欲しいものを明確にすること、安くても本当に必要なのかを見極めることはとても大切なことのように思います。といっても私のひとりごとなど女性の好奇心とショッピングへの情熱に吹き飛ばされてしまうでしょう。
私自身は「シンプルライフ」をすすめているつもりです。本やCDぐらいしかたまるものがありません。これらは、再利用はもちろん中古市場も発達していますからゴミになる心配はありません。生意気なセリフで誠に恐縮です。住宅についても同様で、20年住んだあとは粗大ゴミ、では困ってしまいます。環境や健康について考えるとき、住まいのつくり方はとても重要だと考えています。是非、あなたの人生を豊かに包むことができる「ほっとする、やすらぎをもたらす」住まいに暮らして人生の楽しみと奥深さとを感じていただければ幸いです。(平成15年1月1日)
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はやクリスマスシーズン、
師走を迎えます。街は色とりどりのイルミネーションに包まれ、家庭でもあざやかな電飾の明滅が道ゆく人を楽しませてくれる季節となりました。私たち工務店にとってこの季節は、一年のうちでいちばん陽が短い、外での作業時間が限定される時期になりました。
さて、先日住まいの工事について再認識をしました。それは住まいを建てる基本は「適した材料を使うこと」と「大工さんのよい仕事」であるということです。いかに様々な工法を使おうと、「材料」「大工」こそが、住まいが長持ちする単純な秘訣なんです。
欠陥住宅の番組によく出演する中村幸安(コウアン)先生と青木さん(私の知人です)がお客様の質問「住宅雑誌などを読むと、家づくりには三つの方法があると書かれています。(略)ハウスメーカーと建築家、そして地域の工務店の三つですね。」について次のように答えています。ちょっと長いのでこちら
幸安先生の対談へリンク
をごらんいただければ幸いです。

住まいは皆様に幸せをもたらす器だと考えてこれからも、勉強していきたいと思います。

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(平成14年11月30日)

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台風の被害です

去る10月1日の夜、台風21号が関東地方に来襲しました。最接近したのは夜の9時ごろのこと、我が家は停電になり、南側の地域は明かりがついているという奇妙な状態でした。10時になり車で自主的地域パトロールに出かけました。国道は問題なかったものの、県道はいたるところで倒木があり通行不可能の状態でした。車をおりて徒歩で私が確認しただけでも4km程度の間に三箇所ありました。深夜のうちから業者が動き始め、幹線道路は朝までに復旧しました。朝になって、潮来の送電鉄塔が倒壊していたことを知り、このあと午後まで続いた停電の原因を知りました。(それでもうちの隣りではとうとう停電しなかった)朝から電話はなりっぱなしで、お客様から被害の電話が入ってきました。大きな被害はなく、瓦の被害、トタン屋根等の損傷がほとんどでした。
このあと、倒木で屋根を押しつぶされた住宅や、神社を目の当たりにしました。樹木は折れた瞬間倒れたというより横に飛んでいるのです。やはり、隣地の倒木などは致し方ないところもありますが、災害に強いことは重要ですね。でもこの機会にお住まいのメンテも視野にいれていただければと思います。
皆さん、修理に手間取り申し訳ありませんでした。(平成14年10月30日)


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秋も深まってきました。21日夜は仲秋の名月をご覧になりましたか。ススキとの取り合わせは今更ながら、日本の美を実感しました。
プロトハウスにも参加しているナチュラルテイストな建築家、瀬野和弘さんが「家は完成した時が終わりではなく、そこから命が吹き込まれるんです。本物の木は磨けば磨くほど光り、長持ちする。これが本当の家です。」と語っている。(新建ハウジング)さらに「簡単で便利な生活は後戻りできないほど浸透しているのも事実」と認めた上で「コーティングして見栄えだけよくしたメンテナンスフリーの家が20年後30年後に粗大ゴミとなっていく。住まい手の健康すら脅かしている。」「おかしな家に気づいた人たちから少しずつ変わり始めている。その共感の輪は広がっていくと思う。」私も、これに共感するひとりとして、お客様に自然素材をお勧めしていきたいと思います。
(平成14年9月30日)
いま、オリジナリティーとあなただけのオーダーメード空間を求める人へ。
有名建築士が設計する

プロトハウスに登録しました(


や、秋の気配となりました。台風の襲来と長雨の季節というと憂鬱ですが、これから日本の一番美しい季節を迎えます。芸術、スポーツ、読書となんでもありのワクワクする季節です。紅葉とともに、季節感にあふれる日常の自然を感じ取りたいものです。
外断熱と内断熱の論争が始まってもう久しい。ついに、発泡系外断熱に「燃えない」しかも「代替フロンも使ってない」等級4の断熱建材が登場しました。環境問題もクリアしたことで住宅の外断熱化はさらに加速されるのではないかと思われます。さらにエネルギー負荷についても重要な検討材料となりますが、基本は大地が育てる自然の材料と素材をできるだけ利用していくことだと考えます。
性能表示制度という視点では、合板や耐力壁パネルの使用も時には必要ですが健康についての安全性や環境問題は、避けて通れない課題だと認識しています。適材適所に、材料を選択して、耐久性のある住まいづくりに励んでいきたいと存じます。住まいのことでしたらお気軽にご相談ください。
(平成14年8月30日)
いま、オリジナリティーとあなただけのオーダーメード空間を求める人へ。
有名建築士が設計するプロトハウスに登録しました

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いよいよ子どもたちは夏休みです。油蝉やミンミン蝉の声が暑さをさらに演出します。最近は蝉の声も以前よりおとなしくなったように感じます。私はカナカナ蝉とともにやってくる夏の夕暮れが好きです。
さて、吉田兼好が「家は夏を旨とすべし」と書いた通り、日本の住宅は夏によく合います。元来、日本の住宅は開放型でしたが、最近では西洋化とともに窓が小さくなり密閉度が高くなりました。また、高断熱高気密の住宅
がもてはやされています。私は、季節に応じて、夏は開放、冬は密閉が可能な家を建てています。季節感を失うことなく、快適に過ごしたいものです。できれば住まいも立地条件のよいところに建てたいものですね。やはり田舎がお勧めです。勝手なことを言って失礼。
「プロトハウス」にサポート工務店として登録しました。こちらにも取り組んでいきたいと思います。有名な建築家がデザインする住宅です。気に入った建築家を選んで夢のオーダーメードが可能です。是非、HPをご覧ください。(平成14年7月23日)


まだ梅雨だというのに、我が家の樫の木にクワガタが二匹とまっていました。約10ヶ月ぶりに姿を見て嬉しくなりました。梅雨明けまでには、たくさんのカブト虫が成虫となって土の中からでてくることでしょう。我が家はビオトープ状態です。

さて、今月から第一線で活躍する建築家のハイセンスな建築プランを誰もが気軽にオーダーできる「プロトハウス」というシステムにサポート工務店として登録しました。有名な建築家がデザインする住宅を施工していきたいと考えています。是非、HPをご覧ください。(平成14年7月)

あなたにとって「理想の住まい」とはどのような住まいでしょうか。住まいは3つの時代を見守ります。
最初は、結婚をして、子育てをする青年期。次に、子供たちの成長を見ながらともに過ごす時期。そして、子供たちが巣立ち、離れていったあとの壮年・老年期です。
住まいの多くはこの壮年期に建築されてきました。その結果、若い世代にデザインや趣味が合わないという結果も生み出しました。
若年層の建てる住まいは、人生の「いま」を基準に新築されています。差し出がましいようですが私たち建築を仕事にする者の使命として、現在の生活にあわせてつくり過ぎないようアドバイスすることが大事だと考えています。住宅は50年60年住み続けることができるのですから。メンテナンスやリフォームがしやすいことも大事だと思います。
もちろん、住宅のストック時代です。別の家に住み替えすることがこれからは増えてくることでしょう。そのためにも、私たちが住宅は「キチッ」と耐久性のあるものを建てておくことが大事ですね。(平成14年6月)